| 『ダイヴ』東京公演・本番編 | |
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24.Nov.2002
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朝。としおさんから8時ごろに迎えに行くと聞いていた。で、目が覚めた時間が8時でした・・。急いでありちゃん&万葉を起こす。夜中に飲んだ水のせいか、お腹の調子が悪い・・。やめとけばよかったかなぁ・・。会場には9時すぎ着。今日はちょっと早めに行動開始。九州公演より変わったラストの方のシーンをもう一度通してやる。私は一人台詞もある。ただなぁ・・納得いかなかった。だるまさんからは「いい顔してたよ」と言われたが、私は首を振るばかりだった。「まあ、本番はできるって。」がんばります。結局ゲネプロはやらないことに。よく考えると『ダイヴ』どの公演でもゲネプロをしなかった。は・は・は、すごすぎるぞ(笑)少し空いた時間で役者は、九州からあまり稽古していないシーンを思い出し。相手役を捕まえ、台詞・立ち位置などを確認しておりました。 今回公演した会場、いい小屋だったんだけど、エレベーターに行くまでに数段階段があった・・。1ステージ目は特に車椅子のお客様が多い。男の役者&スタッフが手伝いに。ちなみに先月『WE'LL』という雑誌に私載ったのですが、それを見て公演に来てくださった方、『WE'LL』編集者およびライターの方々、その他たくさんの人が観にきてくださいました。本当にありがとうございます! 1ステージ目。この回は何といっても、おにぎりが固かった。持っただけでわかった。後々知ったんだけど、お米炊いたのがだいごさんだった。 ああ、やっぱり男の人ってお水の量わかってないんだよな。 後悔した・・。私がやっとけばよかった(笑) とりえず1コ目は飲み込んだ。そして2つめ、やっぱり無理・・。変に飲み込んでしゃっくりなんか出ちゃったら、その後の芝居に影響するし。 それなのに結構早めにありちゃんは台詞を言ってくる。 口に物がたくさん入った状態で台詞を言わせていただきました。 聞いた人によると「ネーズミ!」と言うはずが、「ネーズムッ!」になっていたそうな・・。申し訳ない・・。 袖に入って、水で流し込みました・・。九州公演からの大きな変更点は、私・猫が死んでからの芝居が変わるということでした。今まで倒れていただけなのですが、鬼がその死体を掴んで、蹴ったり。また貴樹も猫を一度抱くんだけど、 鬼に銃を向けられた途端突き放したり。まあ、身体はることには変わりなく・・。ただこれにより初めてネコが死んだんだなっていうことを、自分が自覚しました。今までは猫として死ぬまでの自分の感情を作るので精一杯だったのと、やっぱり鬼・貴樹・ヤヤが猫の死体をどう扱うかというのが実際に触られることによって実感できたということ。でもそれによって、本当に救い様が無いストーリーだな、って改めて思っちゃいましたけどね(笑) 2ステージ前、とうとうラストです!開演前、役者全員で手を繋いだ。胸が一杯になった。 私、前半が結構出ずっぱりなのです。3つくらいシーンが続いている。暗転になって袖に帰ってくると、暗いし結構ふらふらしている。
どこいくかわかんない・・。そうすると次のシーンで一緒に出る今吉くんが捕まえていてくれる。特に私を抱えて出るシーンがあるとしおさんや今吉くんは、真っ暗な袖の中で私の手を捕まえたり、誘導したりしていただきました。本当にお世話になりました。結構袖では役のキャラクターのままなので(笑)さて、いつも何かが起こる猫&貴樹のシーン(笑)前のシーンで使っていて、今あってはいけないおにぎりがカウンターの上にあった・・。気づいちゃいましたが、無い振りをして芝居させていただきました。
この後の貴樹もどうしようかと思っただろうな・・。(後日談:貴樹はそのシーンでおにぎりを何とかカウンターの中に隠したらしいですが、結局芝居中に食べたらしいです。ずっと口の中にあって飲み込めなかった・・とカミングアウトしておりました。) 『ダイヴ』全ての公演が終わりました。奈良・九州・東京と3ヵ所で行ったこの公演。実際お客さんの入りはそんなによくありませんでした。それは制作としては反省事項です。でも驚くくらい良い評価をいただいたりしました。それは劇団としても、私個人としても。特に私にとって初めての東京での公演では、私をテレビやHP上でしか知らなかった人が何人か観に来てくださいました。それは私にとって怖いことでした。でも同じ障害者で「一度は諦めたけど、あなたの存在によってもう一度チャレンジしたいと思った。」という言葉をもらったり、舞台表現をしようと東京でがんばっている友達からも「いつかあなたと一緒に舞台に立ちたい。その日までがんばるよ。」と言ってもらったり。今まで「伝えたい」その思いだけでがむしゃらに走ってきた6年間。この公演を通して、実際に人の気持ちや生き方にほんの少しでも影響を与えていることを気づかせてくれました。それは私にとって嬉しいような、怖いような(笑)でも自分が確かに「生き、存在し、生かされている」ことを感じました。だから、私はまだまだ頑張れます。いや、頑張らなきゃだめでしょう!(笑)自分がこの世界で生きたいと願っているから。 久しぶりにひとつのお芝居が終ることを「寂しい」と感じました。もうこのメンバーでお芝居をすることはないかもしれない。その想いもあるし、何より今までのあの時間が懐かしくて。すごく苦しいことが多かった。今もまだ解決していない事もある。これから先もまだ不安なことはある。でも『ダイヴ』という公演においては、これがベストの方法であったとは思う。本当にみんなでたくさんのことを乗り越えた。誰が欠けてもこのお芝居は出来なかった。大げさな言葉じゃなくて、本当に。様々なことを経験し、いろんな気持ちを築いてきたからこそ出来たもの。「In My Life」の歌詞じゃないけど、あの時愛した時間や場所や人、そのどれもを今、あのときよりもっと愛しています。全てをいとおしく感じます。巡り会えたことに、本当に幸せです。 |
| 『ダイヴ』東京公演・仕込み編 | |
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23.Nov.2002
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会場であるカンバスの前に着いたのが8時くらいだったかな。会場が開く10時までまだ時間がある。 さて会場も開いて、とりあえず搬入。仕込み開始です。役者は暗幕はり&カウンターを作り、照明は吊りこみを。私はまた右往左往。舞台監督と演出だるまさんは打ち合わせ。とりあえずカウンター完成、そこでお昼となる。食欲ない私、寝不足ゆえこの間寝ておりました。 お昼より照明シュート。照明の位置合わせをする為に、その辺りにいる役者が舞台上の言われた場所に立つ。 ある時、椅子に私がすわり、カウンターには今吉君が立っていた。 「そういえばこんなシチュエーションないよね」と言うと、今吉くんは「いらっしゃい」とママになりきってくれた。 ただ、あまりいただけなかった(笑) そして場当たりおよび照明・音響のきっかけ合わせへ。今回の東京公演ではユメホ最年少劇団員(まだ15歳よぉ)の万葉が音響デビューを果たしました。入団して4ヶ月。 今までは受付とかビデオ撮影など見ているだけの部分が多かった。でも今回は自分から希望して音響となった。ただあまり今までお芝居に触れたことのない万葉。感覚みたいなものが、当たり前なんだけどまだ掴めない。でもやれなきゃいけない。「違うねん!」だるまさんの言葉もきつくなる。何度も同じ所をやり続ける。すごくプレッシャーだったと思う。音響ブースで泣きながらでも、「もう一度やらせてください」そう言った万葉をすごく褒めてあげたい!終ってから誰もが彼女に声をかけた。「がんばれ、万葉!」 さて、きっかけ合わせは続きます。そう今回のお芝居9月からやっておりますが、この『ダイヴ』の世界のシーズンは冬ではありません。特に女性陣の衣裳は薄着です。でも、今は冬です・・。寒くてさ・・。 さてあっという間に退館時間である22時です。ああ・・明日ゲネプロ(最終通し稽古)は出来るんだろうか・・? |
| 『ダイヴ』東京公演・出発編 | |
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22.Nov.2002
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仕事終わり、あたふたしながらスカーフェイスへ。一応集合が19時で、出発が21時の予定だった。でも携帯には「遅刻する」だの「体調不良だの」メールがひっきりなしにくる。すかふぇに着いたのは私も20時すぎだった。 10人乗りハイエースに9人が乗り込む。九州公演より車も大きいのを借りたけど、確実に荷物も人数も増えている。 |
| ツアー準備は民俗大移動? | |
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20.Nov.2002
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さて、『ダイヴ』最後の稽古の日。 万葉・だいごさん・だるまさんもやってきて、小道具の箱詰め開始。 箱詰めがひと段落したところで、稽古です。 としおさんが来て、この間からやりつづけていたラストシーンをやってみる。 さあ、東京へ向けてGO! (【夢歩行虚構団】稽古日誌より) |
| 東京公演まであと1週間・・。 | |
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17.Nov.2002
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15時からの稽古のはずが、私の起きた時間は・・・。 今吉くんに音響基礎講座をしてもらっているうちに、としおさん現る。そして役者は稽古に。 (【夢歩行虚構団】稽古日誌より) |
| ぐぅ | |
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10.Nov.2002
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ユメホの稽古の日。この寒いのにスカートを履いた。何時ぶりだろうスカート履いたの??よく考えると5月に出演した『深流波』の衣裳から履いてないかもしれない??そのためか、稽古場につくと「なんや身体の調子悪いんか?」と言われた。失礼な!!とりあえず集合しているのが、としおさん&新入団員・万葉(かずは)、今吉くん&私。なーんか、落ち着いちゃいました。稽古しなきゃと思いつつ。このメンバーではなかなかできず・・。とりあえず東京公演の美術の件を決定させる。でもその傍らで、現役高校生劇団員・万葉に向って、「コンパせえへん?」などと勧誘しているとしお氏&今吉くん。「私には聞いてくれないの〜?」と可愛く脅迫(笑)してみたが二人そろって「やっぱり高校生って違うじゃない」と言いやがった。。このおやぢめ・・。 さて、東京公演まであと2週間。ありちゃんが来て、まずテンションアップのために群唱を。本番に限って最初が揃わない群唱。とある工夫により揃うようにはなったんだけど、久しぶりにやったからか途中は結構カミカミよみんな・・。そして何度も改良が加えられているラストのシーンへ。ちなみに奈良の冬は寒い。稽古場であるすかふぇの冬は超寒い・・。このシーン、私は倒れて死んでいるのです。死んでいる役なら寝ていればいいじゃない、なーんてそんな簡単じゃないのよ!その倒れている私は再度銃で撃たれるのです。オマケに蹴られたりもする・・らしい。死んでいるゆえに身体に力が入っていない状態なので、跳ね返ったりするはずなのですが・・。なかなか思うように身体が動かない。ましてやすかふぇの床はコンクリート。寒くてね、身体に変に力が入るのよ。見ている人は他人事だと思って、好き勝手なこと言ってくれる(笑)でもあまりにも私が寒そうに見えたのかみんな、私の倒れる所に毛布やら布団やらひいてくれる。やさしいなぁ〜。でもそこで今吉くん「あっ、でもあんまり気持ちよくすると寝るよ、この人。お腹鳴らすし。」ぐっ・・。何も言い返せない・・。何時ぞや同じシーンの稽古で、今吉君が駆け寄ってきた時、台詞の後に「グー」とお腹を鳴らしてしまったのです。何回も・・。彼にしか聞かれていなかったハズ・・。そんなことバラさなくていいじゃん!!バイトで早退する彼は、それだけ言い放って帰っていきました。ああ、でも結局このシーンはちゃんとできなかったな・・。その後踊りのシーン、そして各自台詞合わせを。寒さのあまり、帰りにみんなでラーメン屋さんへ。おいしかった!! 東京公演まで稽古も数えるほど。ちょっと焦るなぁ・・。 |
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