神戸短編演劇祭二日目
30.Sep.2001

神戸短編演劇祭、2日目。私達の本番の日がきました。前日のことで少し睡眠不足でしたが、とりあえず会場入り。今日はなんかバタバタと本番を迎えました。1回目。あきさんの演技がヒートアップ。かなりビックリ。そしてリアクションに困ってしまった。あのー稽古とかなり違うんですけど^^;)そのせいもあってか、1回目終了後、反省会が行われました。どちらかと言うと私はアドリブのきかない役者で、稽古で作るタイプ。あきさんは舞台で自由に作るタイプ。自分のテンションをすぐに上げて、表現できる人。センスあると思う。それができるあきさんが羨ましい。とりあえずどういったパターンでいくのかを決める。何度かセリフをあわせてみる。この時やっと自分が作ってきた役柄と、自分が表現していることがちゃんと繋がってきた感じがする。今まではなんか自分の頭では「こうしたいのに」と思っても出来なかった所がある。そんなに稽古したわけではないけどね^^;)そうして悩んだ2回目。かなりよかったんじゃないかと思う。これが一回目からできればいいのですけど・・。カーテンコールではお客さんからもハンドクラップが起こる。投げ銭ではなんと500円玉が二つも入っていた。本日の合計2000円ほど。ありがとうございました。

終演後、私達の二つくらい前にダンスパフォーマンスをされていた方とお話する。そのパフォーマンスもすごがった。一人で音楽なしで声を出しながら動いていく。すごい集中力。それにとても洗練された動きだった。お互い名刺交換。私達のパフォーマンスも見ていただけたようで、「お芝居的におもしろかった。異色でよかったよ」と言っていただいた。確かにコントとかお笑い系に走る中では私達の芝居は異色でしたね。でもそれが夢歩行虚構団なのです。

片付けも終わり、雅ちゃんを除くメンバー(だるまさん&あきさん&としおさん&だいごさん&私)でとしおさんおすすめのぎょうざのお店に行きました。めっちゃおいしかった。2人前食べられるかなと思ったけど、食べちゃいました。
としおさんの車に乗せてもらって、家まで送っていただきました。いっぱいお話しながら。
窓から見えた大阪ドームがすごくきれいだった。

でもこの2日間、ユメホのみんなの優しさにいっぱい触れました。
昨日おばあちゃんの一件を聞いた後、私ちょっとうろたえてしまったのですが、その時私の手を握って「しっかりし」と言ってくれたあきさん。家までかなり飛ばしてくれたとしおさん。命は取り留めたと連絡すると、夜中の2時くらいだったのに「本当によかった」とメールしてくれた伊澤君。他のみんなもすごく心配してくれた。そして迎えた今日本番。だるまさんが別れぎわに、「いい芝居でした」と一言。ホンネかどうかはわからないけど(笑)
ユメホの劇団員で本当によかった!

家に着いてから、おばあちゃんの病院へ行く。ベットでいっぱい管に繋がれ、かなりひどい状況。命は助かったけど、まだあまり安心できる状態ではないらしい。意識も戻るかわからない。戻ったとしても、後遺症がかなり残るだろう。
きっと前のままのおばあちゃんは戻ってこない。ショックで残酷なことだけど、とても冷静に受け止められる。
これからどうなるんだろうな・・。

 

神戸短編演劇祭一日目
29.Sep.2001

今日はとうとう神戸演劇祭の日です。とはいっても私達女性班、6回通し稽古したのみで迎える本番。怖いったらありゃしない。でも今日は男性のキャストのみの上演です。10時30分に伊澤くんと待ち合わせ、会場である神戸アートビレッジに向かいます。神戸アートビレッジ、2年前にアダムベンジャミンのダンスワークショップで行ったことあるけど、あの時は車だったから電車では初めて。でもいい所ですね、神戸、新開地。受付を済ませ、控え室へ。照明・音響きっかけなどを決めていく。今日は男性がキャストということは、女性がスタッフ。間違いがないように何度も確認する。今回は『ワンコイン劇場』というフリースペースでのパフォーマンスという企画なので、劇団に関わらずダンス・コントなどいろいろな団体さんが参加される。みんなおもしろそう!各団体の宣伝も必死です。

開演まで時間が少しあるので、男性陣は最終セリフの稽古に。そして女性陣もすこし稽古。短編演劇祭で上演する『パーティ』のみならず2週間後に本番を控えた(あ〜っおそろしい)『ぼくと彼女の魔法の靴下』の稽古もする。子どもがいっぱい集まってくる。でも集中していないのか出来は最悪だった・・・。そして時間は過ぎていき、1回目の本番。う〜ん、ちょっと固くなっちゃったかな。でも笑いの起きるはずのないところで笑いが起きる。なぜに・・?1回目終了、今回の企画は観てくださったお客さんが投げ銭をしてくれる。集まったお金は500円ほど。

次の開演まで少し時間があるので、やっとご飯に。みんな黙々と何もしゃべらずに食べる、食べる。それから開演まで、たわいもない遊びで遊んでました。子どもが遊ぶようなものなんですが、あんまりこのメンバーでこんなことしたことなかったんで、すっごく楽しかった。そして2回目も無事終了。2回目の方、テンションも高くいい感じ。やっぱり遊んだのがよかったか。とりあえず今回伊澤君、中山ぴろりんはユメホ初舞台。おめでとうです!この後ファミレスかなんかでDM作業をするつもりでした。まずとしおさんの車に乗る。ここで言っとかなきゃいけないのは、5人乗りの車に7人乗りました。私&あきさんは荷物入れに。いけないこととわかっていますが、楽し〜い!でもこの後ショッキングなことが・・。

携帯にメールが届きました。父からで「おばあちゃんが脳梗塞で倒れた」との知らせでした。電話をしてみると、朝に倒れて、まだ手術中とのこと。私が今日・明日と本番なので、今まで伝えなかったと言うのです。ユメホのメンバーはすごく心配してくれ、かなり飛ばして家に送ってくれました。みんなの優しさがすごく身に染みて、本当に申し訳なかった。ユメホのメンバーにも家族にも・・。でも本当におばあちゃんが死んじゃったらどうしようってそればかりが頭でまわっていた。あまりに大きすぎて、すぐに頭の中で処理できてなくて、何考えていいのかわからなくなって。

夜中12時現在、とりあえずおばあちゃんは一命を取りとめました。
「明日、やれるかどうか」だるまさん始め、ユメホの劇団員は心配してくれました。
でも大丈夫です。やります。私は役者です。 この心意気でやるだけです。

それならこんなこと書いている場合じゃないんですが、疲れているのかなんなのか眠れない・・。

 

ENビデオ撮り
27.Sep.2001

毎週木曜日はENの稽古の日です。仕事が終わるのが19時なので、それからの参加。だから結局2時間くらいだけなんだけどね。今日はビデオ撮りの日でした。ENはいろいろな劇団の人が集まっているのですが、宣伝プロデューサをしてくださっている方の所属する劇団が10月公演されるらしく、「何か宣伝をしないか」とのお誘いをいただきました。ただ本番の日が10月の21日だったか28日だったか・・とにかく私、学校公演ウィークの真っ最中。たぶん・・いやきっと精神的にも体力的にも余裕がないと思うんですね。ENのメンバーの方も判ってくださって、結局プロモーションビデオにして参加ということになりました。
ENの皆様にめーわくかけてしもた・・すみません。

で、8月から毎週のように各キャストごとに撮影が始まりまして、今日は私、シリルちゃんの日でした。今回の公演、私初めて全かつら使うんです。茶髪・ロングヘアーの。何週間か前に一度メイクと共に練習をしたのですが、衣装を着けては初めて。う〜ん、いい感じなのかな?鏡を見て、「私じゃない」と思いました(笑)で、ビデオ撮影。音はなく表情のみ。これが難しいの・・・。それに私今日歯が痛いのー。それでさえ仕事終わりでおバカな頭になっているのに、おまけに歯も痛くなっちゃ・・。言われている(要求されている)事ができていたのかどうか・・。家に帰ってきて反省。落ち込みました。あ〜〜っだめですね、私!役者なのに。できてないじゃんなんてね。一人でむしょーに腹立てたりしてね。

 

3年前の恥
18.Sep.2001

次回公演にあたってお世話になっている方にDMを送らせて頂いているのですが、切手代を節約するため(笑)ひさびさに大阪ミュージカルスクール「STAGE21」にご挨拶に行ってきました。「STAGE21」にはプロの「てん」という劇団があります。その代表でもあり「STAGE21」の副学長でもある広瀬さんは、私が5年くらい前にセリフのレッスンを受けたときの先生で、広瀬さんに出会えたお陰で、私がダンスや声楽、そしてもっとお芝居の道を進むきっかけが出来ました。本当にお世話になっている方です。
その劇団が次の土・日曜日とアトリエ公演なので、みなさんとってもお忙しそうでした・・。ああ、来たのまずかったかな・・。

2時間ぐらいぼ〜っと待って、それでも終わりそうに無かったので事務所に戻り帰ろうとする。するとスタッフの人がもう少しで終わるから待っときと言ってくださる。その時、事務所に私が3年前に出演した「STAGE21」の卒業公演のビデオを発見。実はこのビデオ、公演が終わってから販売されるのですが、なぜか私そのとき買わなかったのです。ビデオ代をケチったか(確か1万円くらいしました)、初めて踊った公演だったので自分の姿をビデオで観る勇気がなかったのか。どちらの線も濃厚なのですが・・。でも今となってはとても観たくなりました。「STAGE21」にあるビデオや本は貸していただけるそうなんですが、今私は「STAGE21」の生徒ではないので、それに次にいつ来られるかわからないので、「どのくらいの期間なら貸してもらえます」と聞いてみる。答えは「1週間」。うーん1週間かぁ・・後に返しに来られるかな・・。スケジュール帳を開いてみると、スタッフの方が「いっぱい余ってるからあげる」などと言ってくださる。えっ、いいんですか?!超ラッキ〜!2時間待ったかいがありました!!

早速家に帰って観てみました。う、う〜ん・・私、顔ひきつってる・・。あっぷあっぷしてる。
いっぱい欠点発見。とっても恥ずかしい・・。

 

伝える言葉、伝わる言葉
17.Sep.2001

来月の17日、そして11月に、自分の卒業した学校で講演をさせていただく機会を頂き、今日はその打ち合わせに。特に来月の方は一人芝居『いのち』を演じるということもあり、念入りに打ち合わせをする。
今日の打ち合わせで結局『いのち』は15分のショートバージョンになりました。全部演じると30分超えてしまうというのがまず一つ目の理由。せっかく自分の後輩に講演という機会を頂いたので、やはり自分の言葉として伝えたいものもある。また先生と話していると、伝えて欲しいメッセージもあるみたい。また、音響や照明といった問題もあり、素舞台・明転・音響なしという状態で演じることになるので、あまり無茶はしたくない。生徒の集中力を保っていきたいと思うし。

ただ今日いろいろ話していると、今の高校生は結構目標を見つけることが出来ないらしい。確かに私も自分が高校生の時にそんなに目的を持って生きていたかと聞かれると、そうでもない。それに今も私自身そんなに頑張っているつもりもないし、肩肘をはって生きているわけでもないんだけどねぇ。今は「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」その3つを考えて行動している。
今まで生きてきた道、考えてきたこと、それをどうやって言葉で伝えるか。そして伝わるか。
さあ、もっと考えるぞ〜!

 

ちょっと進歩?
16.Sep.2001

ユメホの稽古日。まずアオイちゃんという少女と出会う劇中でも重要なシーンの稽古をする。演出のだるまさんからは「自分達で作ってみて、できたと思ったら見せて」と言われた・・。とりあえずアオイ役の雅ちゃんと稽古する。何度かやってみると、新たな発見もあり。でもでも雅ちゃん、まだまだ役に悩んでいる様子。だるまさんに相談して、役作りについて考え直しておりました。

9月の29日〜30日、夢歩行虚構団では急遽神戸短編演劇祭に参加することになった。来月に公演あるのに・・マジ?!まあ、15分間の短編芝居ですが。その台本が渡される。私は30日のみ参加。3人芝居で同じ台本を29日は男性のみのキャスト、30日は女性のみのキャストで演じるというおもしろい試み。稽古は今度の土曜日、日曜日、月曜日の3日間のみ。セリフ覚えられるかな・・。本公演のセリフが膨大で、まだアップアップしているのに・・。他の劇団員からも「大変だよね・・」と言われる始末。
本当にどうなるんだろう・・・?ちょっと不安。

 

プロレス技??
15.Sep.2001

今日は私のダンスの先生であります、ヤザキタケシさん率いるアローダンスコミュニケーションの公演観に行きました。
久々に京都へ。 コンテンポラリーダンスの公演を観るのは2回目。コンテンポラリーダンスって本当に踊る人や振り付けによって全然違うものなんだなぁと再認識。アローはコメディータッチの作品が多い。もちろんダンスの技術的にも素晴らしいんだけど、人間のちょっとした動きにも着目していて、それをおもしろいものにしていく。また普通の男女の恋愛のシーンから葛藤や別れや、切なさまで伝わる。すごかった!

そんなホクホクの気持ちで家に帰ってきて夜も遅くから、昨日の晩にBSで放送されていて録画しておいた『人間風車』(パルコプロデュース)という芝居を観ました。感想はもうもう、最高!!私今まで観たお芝居の中でも上から3つの中に入るくらい。
演劇界で何年か前に『こどもの一生』という中島らもさんが書かれた幻のホラー作品(芝居)があって、『人間風車』はそれに継ぐ作品だと言われていました。でも『こどもの一生』よりも私は好き。だってあれは古田新太さんが怖すぎて・・(笑)
『人間風車』は同じホラー作品でも最後は感動で涙なしでは観られない。また役者さんの演技がすごいのです。
さてこの『人間風車』、なぜこの題名なのか?作者の後藤ひろひとさんがどこかのHP上で、プロレスの技から取ったと書いてありました・・。ぷ、ぷろれす??う〜ん、特に内容と関係ないよーな・・。

夜中3時までかかって観てしまいました。ああ・・次の日稽古なのに・・。

 

ぐちぐちぐち・・
13.Sep.2001

私、ただいまぶるーでございます(笑)自分で言うくらいなので、大丈夫ですが。ありがたいことにお芝居関連で忙しくなり、ただ今台本3冊かかえております。そしていっぱいいっぱいになっております(笑)そのため日記もあまり更新できず・・・(単に言い訳です^^;)

先月ワークショップで及川監督に言われた言葉がずっと気になっています。もちろん当たっている言葉で、それを指摘して頂いて本当によかった。ただ怖くなってしまいました。お芝居することが。何をやっても芝居くさくなっているような気がして。本当に自分の内面から出ているのか、自分に問います。台本によってはやっと這い上がれていますが、モノによってはまだ真っ暗闇です。
来月本番あります。それまで、自分をいじめ抜きます(笑)でもこれは役者である限り続くことですね。ただの愚痴だと思ってください。こんな事言っているようじゃまだまだですね、私も・・(-.-)

 

摩天楼の惨劇
11.Sep.2001

みなさんご存知のように、NYでとんでもないことが起こりました。あの時間ちょうどテレビを見ていて、臨時ニュースが流れました。でもそれは飛行機がビルに突っ込んだという前代未聞の話でした。その被害状況を伝えている途中で二機目の飛行機がビルに激突しました。最初CGかと見惑うほどでした。映画であって欲しいと・・。でもその後2時間の間に被害はどんどんと増えていきました。去年の12月、私は初めてNYに行きました。仕事で行ったので、観光はほとんどできなかったけど、雰囲気それにやっぱり舞台表現をする人なら憧れる場所です。それがあまりに変わり果てた姿になっていくのにただただ言葉もありませんでした。その日は3時ごろまでテレビに釘付けに。また、テロという行為そのものももちろん許せないのですが、あまりにリアルタイムでこの惨劇を家で普通にテレビで観ているという現実に、違和感を覚えざるをえませんでした。人間の感情が麻痺してしまうように感じるのは私だけでしょうか。

今回の事件で亡くなられた方に、心からお悔やみ申し上げます。


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