タイヘンな日々
25-28.Sep.2002

劇団態変『夏至夜夢-まなつのよのゆめ-』に出演させていただく。去年にワークショップに参加させていただいたご縁で。劇団態変は障害者のみで構成されている劇団。私にとって態変の公演に出演するということは、越えてはいけない、というか越えるのがはっきりいって恐いボーダーのようなものでした。

7月頭くらいに代表の金さんより直々にお電話いただき、お誘いいただいたのですが、なにせユメホの公演が前の週の土曜日・日曜日ですので、稽古に全く参加できない。丁重にお断りさせていただきました。その後8月末、もう一度お電話を頂く。人数が欲しかったらしい。
「リハーサルからでいいから来てもらえます?」
断れない状況になりました。それでもいいのなら、ということで参加させていただくことに。
ただ、台本を貰うもどうしていいかわからない。原作があるので一応頭に叩き込む。それに1シーンだけと聞いておりました。
でもリハーサルに行ってみると、土曜日しか参加しないキャストの方がいらっしゃるようで、その方の代わりになっておりました。ああ・・それが人数足りないっていうことだったのね・・。全部で6シーンに出演。えらいこっちゃ・・。
即場当たり・ゲネプロ。出はけ・きっかけを覚えるので精一杯。いくら台詞の全く無い身体表現と言っても・・。袖では台本手放せず。舞台上の自分が全然冷静な目で見られない。
それなのに金さんおよび態変の劇団員のみなさまから「君は心配してないから。」
えっ、心配して下さい・・。いくら芝居やダンスをやっていても、こんな急なのは話が別です。出来上がった作品の上に参加するってこうも恐いことなんだと発見しました。もうこんな無茶は金輪際やらないぞ!!

今回の公演はテント芝居。夜になるとだんだん冷えてくる。衣裳も薄いので、寒いってもんじゃない!特に初日・2日目は雨が降る。なんか呪われてます?!テントの中(袖)は雨漏りしているし。下手から上手への移動なんか水溜りを裸足でいきましたから。風邪ひいてもおかしくないな・・。体温調節のうまくいかない私は、普通の芝居の公演よりはるかに疲れました。。

で、自分の表現ですが・・初日は本当にダメダメでした・・。動きでいっぱいいっぱい。感情がついていかない。妖精の役なので、想像はつくしそれなりにはできる。でも一つ一つのシーンの意味付けがちゃんと出来ていない。なによりも迷っている。満足な出来ではないですね。
2日目。金さんからのダメだしもあり、前日よりはいい感じ。ただ、自分の身体がいつもより動いていないことを自覚。自分らしくない動きをしている。どうした・・私!すごく単調な動きしか出来ていないような気がする。3日目。代役も終わり、2シーンのみの出演となりました。完全に自分が楽しむ方向へ行きました。まあお客さまには「表情が素敵でした」なんていわれたので、まあ計算通りかなと・・。

以前態変のワークショップに参加させていただいた時の日記にも書いたのですが、やはり自分のやってきたことと表現の種類に違いを感じました。どちらが正しいとかでは全く無くてね。

打ち上げで、金さんから「今度はぜひ稽古から参加してな」
・・・機会がありましたら、よろしくお願いします。

 

可愛くない??
22.Sep.2002

『ダイヴ』奈良公演2日目、1ステージ目。ちょっとみんな壊れた。全員いなきゃいけないシーンで、いなかったり・・。超びっくりした・・。いろいろとミスが多い。掛け合いのシーンも上手くかみ合わなかった所もあり。とりあえずテンションだけは下げないようにがんばったけど、一人だけがんばってもうまくはいかないのよね。特にこのお芝居は。ちょっと慣れちゃったのかな・・。いけないな〜!そして気合を入れなおして2ステージ目、私長台詞で真っ白になる・・。とりあえず嘘の台詞でも続けてみる。あ〜っ、やってしまった・・。ヤヤことありちゃんとのシーン。交わされて私がこけるだけなのに、なぜがゴチッって音がする。ヤヤが持っていた銃が私の頭に激突。痛かった・・。またもや、たんこぶ。
無事終了。この4ステージ目、特にお客さんからの拍手があたたかく聞こえた。

私たちの2週間戦争(笑)が無事に幕を閉じた。本当に公演ができてよかった。
まだまだダメな部分も足りない部分もあるけど、九州・東京にちゃんと繋げていけるような公演だった。
楽屋に帰ってきた途端、しばらくありちゃんと抱き合って泣いた。本当に、みんなよく頑張った!お疲れ様!!

この稽古中&公演中、役者のみんなでよく手を握ったり、抱きしめあったりした。「お互いをちゃんをわかっているよ。」「頑張ろうね」とかいろいろな意味を持った。握り返してくれる力、あたたかさに元気が出たり、支えられたりした。

バラシ(片付け)もひと段落。打ち上げだ〜。ビールが飲みたい〜!!みんな夜ご飯もろくに食べていない状態なので、お腹空いたとか言う。そりゃそうですわね。
私「なに食べたいの?作ってあげるよ。」
みんな「シチュー」
私「わかった・・。」
まずとしおさん&今吉さんと共に、お酒・食材の買出しに。23時ごろからシチュー作りました。その間にスタッフさんのみ乾杯。役者はおあずけ。お腹減りすぎて、おつまみとかアイスとかは食べてたみたいだけど。私はとりあえず野菜切って、炒めて、煮込むまでやってから、その後はだいごさんにおまかせしちゃいました(笑)

スタッフさんがお帰りになった後、役者&だるまさんで乾杯。でも九州公演まで3週間。
新たなる問題も勃発しているみたいだ・・。
考えると落ち込みそう・・。とりあえず「今日は考えるな」と言われました。
しばらくの間、稽古中および公演の話で盛りあがる。
1時過ぎ、奈良の人は帰るらしいが、電車の無くなった大阪組はとりあえずスカーフェイスで夜を明かすことに。

だいごさん&今吉くん&私という大阪メンバーになりいろんな話をした。なんでかその時、私の性格の話になる。
だいごさん「森田サン、結構可愛い面あるよね。」
私「えっ、可愛くないですよ・・私。」
今吉氏「今までも言ってきたけど、一面すごく強そうなんだけど、変な所で遠慮している。」
私「身体のこと?」
今吉氏 「う〜ん、まあ仮にそれは置いておいても、それに付随するもの。うまくは言えないけどね。例えば結構弱いこと。それなのに人に頼ったりとか、甘えたりするのが下手。」
ああ、その言葉、以前付き合っていた男性にも言われたな・・。 当たってます・・。
でもね、それはこの2・3週間で特に彼には私の弱い部分を見せすぎたせいもあるんだと思うんだけど・・。この2週間で1年分くらい泣いたような気がするもの。そばによく彼がいたし・・。受け止めてくれた。かなり頼りました。頼れた人だし。
でもよく考えると、それだけ私、人に頼りたかったんだよね・・。
「なんでそんなに強くいようとする。なんで弱い所隠そうとするの?」
それは私の生き方&恋愛観に通じるところがある。私ね、思ったより臆病なんです。「迷惑に思われることが恐い」その思いが先に立ってしまうのです。人間関係においては。恋愛感情がからんだりなんかすると特にね。自分の気持ちをストレートに出す性格のはずなんですが。「自分が障害者であること」それは私にとってコンプレックスではないと思っています。でもどこかでね必要以上にコンプレックスになっていることを自覚。いい加減自分の性格、改善したい。

「そんなにやさしくされると、どうしたらいいのかわかんなくて、すごくこまる。
すごくこまるけど、だけどすごくうれしくて、すごく泣きたくなる」

「救われたいだなんて、思っちゃいけないんだ。愛されたいだなんて、思っちゃいけないんだ」

この台詞は、今回のお芝居『ダイヴ』で【世界】【バトル】という2つのシーンで私が言っている台詞です。
自分の役(猫)としてとてもリアルなのですが、私自身・森田かずよとしても、リアルに感じる言葉なのです。

好きな人の前では、可愛い自分でいたいんだけどな。

 

誰にも混ざらない色に
21.Sep.2002

『ダイヴ』奈良公演、本番1日目。時間がなくてゲネプロ(最終通し稽古)ができない・・。ひゃ〜。恐すぎるぞ!
楽屋でも台本が離せない!

本番中、貴樹が「薬持ってます?」と聞いてきた。ああ、ヤヤと貴樹のシーンで使う薬を仕込み忘れたのね。私の化粧ポーチに入れている薬を物色してみる。まず、抗生物質。う〜ん。ダメだな・・。これは・・・何の薬??と、言うわけで彼らには飲んでも大丈夫そうな鎮痛剤をお渡ししました。ご無事だったようなので、よかった(笑)

私今回の舞台は食べまくりなのです。ありちゃん演じるヤヤとのシーンでおにぎり3つ。貴樹とのシーンではあんぱん。稽古のときは50円の小さいあんぱんを貴樹こと今吉くんが用意してくれていたのですが、本番は時間もなかったので間に合わず。ただね、このシーン、台本上ではあんぱんを食べきらなければならないことになっている。今日用意したのが100円の「高級あんぱん」。絶対食べきれないから!!無理だから!!そう訴えた。半分くらい食べたところで、貴樹は次の台詞をいってくれた。ヨカッタ(笑)稽古のときは暗転(照明が消えて真っ暗になること)で終るはずだったのですが、急に猫が帰る設定に変わった。ただ、食べさしのあんぱんを置いて帰るわけにはいかないので、目で訴えてみる。貴樹は「持っていっていぞ。」と言ってくれた。これが1回目のステージ。でも2回目は言ってくれなかった・・。(笑)「もって帰っても、いい?」可愛く聞いてみる。「はっ?!ああ、いいぞ。」と言ってくれる。なんかどんどんいろんなことができそう。貴樹、何しても許してね(笑)帰るときも、最初は「バイバイ」と言っただけだのですが、そのうち「ごちそうさま、でした。」 とか、付け加えてみる。すごく楽しい!貴樹も「気ィつけろよ」とか返してくれるようになった。

ラストの方の私・猫が倒れる(死ぬ?)シーン。倒れてから貴樹が来て、それから逃げるシーン。ガタッって音がして、その後ずっとガタガタいっている。貴樹〜潰したのねトビラ・・。私は倒れているしかない。がんばれ〜と心の中で必死に叫んでました(笑)

とりあえず1日目無事終了。私は結構満足だった。足りない部分はある。納得していない部分もある。
でも気持ちよかった。他の皆様はどうだろうか?
気持ちよくお芝居ができただろうか?
私はちょっと悩んだような今吉くんの顔が心配だった。
降板騒ぎや、台本書きかえやなんやかんやで、稽古中からたくさん追い詰めてしまった。
この客演で、役者として、ほんの少しでも学ぶものがあればいいのですけど。

私、制作としては失格ですね。今回、つくづくそう思わされました。

片付けの最中に、ちょっと倒れた。貧血か、力が抜けたのか。とりあえず本番が迎えられて、ホッとしたんだと思う。
今吉くんに「明日もがんばろうな。だから倒れないこと。」ふぇぇ〜ん(涙)
迷惑かけっぱなしやね、ごめんね。

だるまさんから帰り際に言われた言葉「誰にも混ざらない色になってください」
がんばります。

 

栄養ドリンクとお友達
20.Sep.2002

木曜日。仕事終了後、稽古場へ。みんな疲れがピークに達してきている。でも時間もない。演出・だるまさんがちょっとキレた。ユメホの劇団員はこういった状況に慣れているし、結構平気。ただ矛先が客演さんにいってしまったのが、心配・・。でも、だるまさんの言っていることは間違ってないけどね。役者としてはそう思う。ラストの方のシーンが出来上がる。やっと!!もう、本当に嬉しい。ちゃんと一つのお芝居に仕上がっていっているのだ。疲れているんだけど、テンションはあがってくる。
ヤヤ&貴樹のシーンふたつを残して、一応稽古終了。この時点で午前3時・・。とりあえずご飯を食べて、としおさんに車で家まで送っていただいた。
午前4時に家に到着。他の皆様は徹夜だったらしい・・。

で、次の日(もうその日??)7時に起きて(ほとんど仮眠状態・・。)パンフレットの作成に勤しむ。ああ・・やっぱり土壇場になっちゃったな。音響の足りないものを梅田TSUTAYAに探しに行く。家に帰って、MDに落としながら、お昼ご飯を食べて栄養ドリンクを一本。最終的な台本およびパンフの印刷を何とか済ませ、会場であるスカーフェイスに。この時点で16時。会場設営に加わるが、頭がボーっとしてきている。いろんなミスをやらかしてしまった・・。夜8時から照明・音響のきっかけあわせ。その前に栄養ドリンクを1本。1日に栄養ドリンクを2本飲んだの初めてです。踊りのシーン。前回の稽古までは立って踊っていたのですが、満足がいかない。私の実力不足なんだけど、バランスがうまくとれなくて、踊ることに気持ちが集中しない。と、いうことで、「義足を外していい?」と聞いてみる。カウンターの上で義足無しで踊るというとんでもないことを提案してしまいました。だるまさん、それを了承。本当に、いいのか〜?!とりあえずやってみる。暗転(真っ暗な)状態で移動。「ゴン!」と音がする。どうもカウンターで頭をぶつけたようだ。すっごく痛かったが、そのまま踊らなきゃと思い、カウンターによじ登って踊った。終わった後見てみると、大きなたんこぶが・・。即座に冷やしました。また、この踊りのシーン、前は1シーン空いているのですが、踊りの後は音楽をはさんで、すぐ次のシーンに出なくてはいけないのです。義足をはく。手足の鈴を外して、靴はいて、上の服を着替えてetc・・。楽屋でそばにいた今吉くん&としおさんに散々手伝ってもらうことに。申し訳ありませんが、どこで私が脱いでも許してください(笑)
なんとか最後までいった。で、時間は午前
1時30分。
はは、やっぱり家には帰られないね。で、としおさんのお家に泊めてもらう。
きっかけなど台本を読んで確認したかったが、 即、ふとんにふっぷして倒れました。
さあ、明日は本番だ!!

 

あと3日!やれるぞ!
18.Sep.2002

新しく増えたシーンの稽古。客演のありちゃんとの二人のシーン。このシーンはエチュード、つまり台本のない即興で芝居を作っていく方法でやる。ユメホではあまりやらない方法。実は私、超苦手なエチュード。でも今回は自然に言葉が出る。気持ちが紡げる。とても気持ちがいい。すごくリアルな言葉が話せる。他のシーンも作っていく。すごく充実した稽古でした。(まあ、3日前だしね・・。)やっとね「やれる!」という確信が得られた。

実は昨日の夜、自分の役のことで、すごくネガティブなメールをだるまさんに送ってしまった。お芝居の中で、自分の存在価値が見えなくなってきたことが原因。稽古中、客観的な目が全然持てなかったからだと思う。でもエチュードでシーン作りが出来ているということは、役作りが結構出来ていたんだなぁなんて思う。ある意味開き直りかもしれないけど(笑)数えてみると、私、2番目に出るシーン数の多い人になってました・・。でも楽しい!勝算が見えてきたから。

 

最終決断
16.Sep.2002

昨日の稽古で役で行きずまった。ちょっとわからなくなった。ちょっとネガティブになりそうだったが、今日の稽古で散々今吉さんに付き合ってもらって、引き上げてもらう。今吉さんも私と芝居に対する思考回路のタイプが似ているようで、たくさんアドバイスをくれた。そして一緒に創り上げてくれる。ありがとー。

本番まであと5日なわけですが、台本はまだあがっていません・・。きっとお芝居をしたことがある方ならわかっていただけるかと思いますが、すごく恐ろしい状態です。。

夜、完成台本を持ってくるはずのだるまさんと連絡が取れなくなる。たぶん倒れている・・。ちゃんと書けているんだろうか。それも不安・・。降板騒ぎなどで、だるまさんの体力と精神状態が限界なのは知っている。役者的にも、台本的にも、今出来ているのが半分。あと5日。ギリギリのラインだ。今回の公演では劇団員としてまともに動いているのがだるまさん&としさん&私のみ。それなのに脚本・演出のだるまさんと連絡がとれない・・。としおさんと私で携帯・メール・家と方々手を尽くしてみる。なんとか家に連絡がついたが、やっぱり倒れている・・。こんな状況で5日後本番を迎えられるのか。としおさんから「ぶっちゃけた話、最悪の覚悟はしときや」と言われた。つまり今週土曜日・日曜日が本番である奈良公演を中止するということ。座長だるまさんが判断できなかった場合、もしかしたら制作である私が決断を下さないといけないかもしれない。うなずくのと涙が流れてくるのが同時だった。最悪そうなることはわかっている。今でも不安で不安で、私自身結構壊れてきている。この稽古中何度が危機が起こったけれど、それでもやれる!と信じてきた。信じるしかなかった。みんなで乗り越えてきた。だから役者としての自分だけじゃなくて、制作として、夢歩行虚構団の,劇団員として、この『ダイヴ』という舞台を創る一人として、中止なんて考えたくないし、そんなに悔しいことはない。いろいろな人の気持ちを裏切ることになる。信用もなくす。でも時間は迫っている。どうしていいかわからなくて、稽古場の外で、しばらくとしおさんの胸で(腹で(-.-)泣きつづけた。その間ずっととしおさんは私の頭をなでてくれていた。そして「ちょっと散歩しよか」と言って、私が落ち着くのを待ってくれた。としおさんといろいろ話し合い、リミットは水曜日12時とした。

今回の稽古中、いろいろなことで泣きまくっている。まあ、芝居のことだけじゃないけど・・。そうしないと、自分の精神状態が持たない。私の泣き顔も見慣れなれたことと思います。本当に今回迷惑かけてます!たくさん助けてもらっています!特に客演の方々、本当にごめんね。

最終決断まであと36時間・・。何とかなったけどね。

 

ちょっと疲れてる?けどがんばる!!
9.Sep.2002

ほぼ連日(まあ、今は週5日ですが・・)深夜稽古となっているのと、役作りと、劇団の制作業務と、母が現在インドにいっているので家事と(まあ大したことはしてませんが・・)、などなどで、ベットに倒れこんで爆睡の日々です。じゃ、なんで日記更新するのさ、って言われそうなんですが。これを書いていると自分の精神状態が普通に保たれると言うのか、押しつぶされないで自分のことを見られるように感じるので。だから今月に入ってからはこまめに更新しております。内容結構ディープだけど・・。(公開していいんかい?!って思ったものもアリ・・。)

もう公演まで12日となったわけで、前だけを向いていくしかない。ただ、今回のことでたくさんの人に迷惑をかけ、怒らせた。そしていろんな人が傷ついて、泣いている。それをちゃんと感じないといけない。その上で突き進んでいかなきゃいけない。

先週土曜日の稽古。書き換えに関してのミーティング。結構すんなりとプロットは上がった。みんな役者陣は自分のキャラクターをちゃんと掴んでいる。台本書き換えにより私、出番は増えるらしい。比重は大きくなるようですね。だるまさんから「変なことさせていい?」と言われた。はっ!?何?恐いよぉ〜。

 

いろいろなことがありすぎて・・・
7.Sep.2002

夢歩行虚構団『ダイヴ』まであと2週間。昨日、主役の亜紀さんが降板した。亜紀さんの精神状態が限界だった。この最近の2週間はドロドロだった。降板に関しては先週くらい話しが出ていました。そのときもみんなで話し合った。でも最低1週間前まででも待つ。絶対にこのメンバーでやれる、やりたい。キャストの結論はそうでしたし、そう信じていた、でも結局はこのような答えになってしまいました。

そして昨日の夜、我が家で急遽ミーティング。だるまさんは諸事情で来られなかったが、キャストはみんな集合。でもみんな、言葉少ない。もうどうしていいかわからなかった。最悪、上演中止という話も出る。深夜まで話し合いは続いた。でも最終的には、今やれることをやろう、ということで稽古した。もう、そうするしかなかった。私たち本当に強くなったなぁなんて思えた。

夜中だるまさんと電話。台本の書き換えが決まった。だるまさんは「役者のみんなへ。1週間で創るつもりで。多少の無理は覚悟して置いてな。」だるまさんの言葉は身に染みた。やれるんだーっていう嬉しさでいっぱいで、涙が溢れてきた。

さすがに今回いろいろなことが起きすぎて(いや〜まだ起こるかもしれない(-.-)、ちょっと精神的に辛くなってきてきています。

 

ちょっとモデル気分
6.Sep.2002

「WE'LL」という雑誌の取材を受けました。10月25日発売で表紙と巻頭3ページのコーナーに載るらしいです。まず家でインタビュー。結構深いところまで話しました。自分の考えていること、目標、自分の哲学なんかも細かく。どう編集されているかな。その後はロケへ。近くの商店街で歩いている姿や人と話している姿なんかを撮ってもらう。カシャカシャとカメラの音が響く。モデル気分でした。すごくドキドキした〜。目線が泳いでいるぞ〜みたいな(笑)出来上がりが楽しみですね。ただ「WE'LL」は書店販売はなく、定期購読のみなのです。でも、ぜひとも皆様ゲットしてくださいね。

 

映画な日々
5.Sep.2002

役作りを兼ねて、ここ最近映画を観まくっています。まあ、観まくるといってもそんな量ではないのですが。でも、私、芝居している人には珍しいくらい映画観てない人なんです。なんか気を張っていかないと、2時間観られない体質みたいで・・。映画館なんて、ここ最近行ってない。『千と千尋の神隠し』が最後かな・・。その私がこの一週間で5本。凄いぞぉ〜と自分で勝手に思ってます(笑)レンタルビデオやさんに通う日々。でも今回は楽しんでみてます。ジョディフォスター主演の『ネル』は今回の役に通じるところがかなりあったし、『スワロウテイル』は今回のお芝居の世界観に似ている。『ラストダンス』は、う〜ん軽く見れちゃった。『パパってなに?』はロシア映画なんだけど、面白かった。一応家族ドラマなんだけど、パパとなる男の人によって家族が壊れていく様がなんともイタイ。すごくひどい人なんだけど、それも生き方なんだろうななんて感じてしまう。『ダンサー・イン・サ・ダーク』は唄とビョークの表情が最高!!ストーリーは無理があるなぁ・・と感じてしまいました。泣いたけどね。一番期待しないで見た『完全な飼育』(アダルトビデオじゃないよ(笑)R-15だけど)、かなり私の中でヒット。これも今回の役と少しかぶる。異常な愛なんだけど、切ない。切なすぎるよぉ〜。いろいろな映画をいろいろな部分で参考にしてます。

 

ちょっとセクシャルに・・
4.Sep.2002

今回のお芝居『ダイヴ』はラブシーンみたいなのが結構ある。私にはあまりないけど・・。(笑)だから、勝手にでっち上げたりしてます(笑)
そのためか、稽古で恋愛の話をすることが多い。みんないろいろと話してくれる。非常に勉強になっている。恋愛にはちと疎い私なので・・。(笑)恋多き女ではありたいと思っているんだけど(笑)−セックス−特に私は障害者だから、メンタル的な繋がりこそが大切だとずっと思っていた。ううん、今もそう思っている。でも身体が触れ合うこと、繋がることも大切なのかもしれないとも思い始めている。もちろんそれはセックスばかりではないけど。例えばなんて事のないHugやKissがとても心に響いたり、あたたかかったり、言葉よりも多くを語ったりするもの。私は女性だから想像するしかないけど、男性がセックスをする視点として、性欲ももちろんあるけど、種族を残すことが本能的に働くことが多いのかな。残念ながら私にはその考えはピンとこない。なぜなら、私は子どもが産めないから。(正確に言うと妊娠はできるけど、出産まで身体がもたない。)

障害者のセックスについては近頃話題となることが多くなっている。セックスボランティアなんて言葉も出てきた。たださっきも書いたように、私にとってセックスは大切なものではなかった。男性とおつきあいしても、しなかった。したいと思わなかった。私とセックスすることはリスクが大きすぎる。でも、それは言い訳なんじゃないかな、なんて。今考えると、ただ勇気がなかっただけなのかもしれない。ちゃんと分かり合える人がいるのが一番いいことなんだけどね。

 

あと何日・・?
4.Sep.2002

夢歩行虚構団『ダイヴ』奈良公演まであと17日。ユメホのHPにカウントダウンを載せてみた。自分達の戒めのため(笑)
今日は稽古です。平日昼間なんだけど、集まれるメンバーだけで。 最初になる猫の長台詞にチャレンジ。全然理解してない。情けないぞぉ!!だるまさん始め、今回客演の今吉さん&ありちゃんからたくさんのダメだしとアドバイスをもらった。考え直しだ。今回の芝居ねぇ、難しい・・。ホントに。みんな頭抱えてます。私も同じく。でも私はみんなとはちょっと系統が違う役なので、まだ楽かもしれない。出番も少ないし・・。でもいつもの通り身体ははってます!この間の日曜日に久々やって撃沈しかけたシーン(笑)をリベンジ。これは怪我した猫を拾ってくれる、貴樹こと今吉さんとのシーン。ありちゃんが「いい感じ〜!猫いいよぉ。」と言ってくれる。やったね!気持ちの動き方も、やっとしっくりいった。

でも今何よりも一番恐いことは、台本が全部完成してないこと。まだあと残り3分の1あるのよぉ!!こんなこと初めて。大体の内容は聞いているのですが、私大変なシーンが待っているらしいのだ・・。どうなるんだろう・・。こわいよぉぉ〜。

 

さあ〜役作りしよっと
1.Sep.2002

ユメホの稽古日誌をご覧になっている方はご存知かもしれないけど、いろいろと事情があってここしばらく私は亜紀さんの代役をしていた。そして久方ぶりに、私は稽古場で自分のシーンをやった。はは。。ボロボロだぞ・・。納得がいかな〜い。
でも、代役をやったことは本当によかった。たくさんのことを勉強できだ。だって、普通ではやれそうにない役。。ラブシーンみたいなのもあるし。 「目の芝居ってこういうものなのね〜。」って感じ。ユメホでは私、身体を張る女優ですので(笑)
さあ、そろそろマジで自分の役と向き合わなきゃね。今までも十分考えてきたつもりだけど、まだまだだな。今回私の役は猫。といっても、本当の猫ではありません。人です。ずっと十何年も暗い部屋に閉じ込められて育てられた人。最初は演出だるまさんより年齢も性別も好きにしていいと言われていました。台本を貰ってからひと月ちょっとが経つけど、どんどん私の中で解釈が変わっていっている。最初は獣的なイメージ、そしてひたすらかわいいだけのイメージだった。中世的または男の子みたいな。でも別の面からオンナな部分を発見。かなり世界は広がった。ちゃんとイメージやキャラクターのみではなく、一人の人間として自分の役を見つめるきっかけとなった。これからは猫としてもっと感情をコントロールできるようになりたい。視点をちょっと変えてみて。それは普通の人間では絶対にないような思考回路であったり、考えであったり、行動であったり。なんか、楽しみだ〜。

ここ最近いろいろなことがあったからか、自分の中で様々な気持ちが交錯してる。
それによって苛々していたり、眠れなかったり、食欲がなくなったり。
自分がびっくりするぐらい醜い気持ちを持っていることを知って、自分が嫌いになったり。
反対に、 あまりに一途で純粋な部分に気づき、自分をいとおしく感じたり。
人間って不思議だな。


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