@「きらっといきる」に出させていただいたこと(ロケ編)

  ※4月の日記と重複する所多々あります。ご了承ください。

今回NHKの「きらっといきる」という番組に出させていただきました。 昨年ディレクターさんがホームページを見て私にメールをくださったことが始まりでした。 それからしばらくは音沙汰がなかったのですが、今年の3月の最終週、突然電話がかかってきました。 そして次の日にはもうお会いしました。自宅近くまで来ていただき、喫茶店で2時間ほど喋りまくる。それから何回か電話があって、次の週の月曜日には番組に取り上げて頂くことが決定。 なんかあっという間でした。

大変だったのはそれから。次の日にはディレクターさんがダンスのレッスンを見学。 そして家でこれからのお話をしました。今私がやっていること(夢歩行虚構団での稽古、ダンスのレッスン、ENの稽古etc)の中から何を撮っていくか。また私の普段の生活の部分の撮影などについても話し合う。そして2日後には、母にもいろんな話を聞きにいらっしゃった。構成で悩むディレクターさんからの電話は、毎日のようにありました。今だから話せるけど、仕事の合間、移動中で遅刻しそうで急ぐ中、携帯片手に話したこともありました。 他にも夜1時間くらい電話で話したこともあったなぁ・・。 大変だった。でもディレクターさんも大変だったですね。「あんまり寝てない」とか仰っていたし・・。番組作りって大変だな。でもすごいなぁってヒシヒシ感じました。

そして土曜日からロケが始まりました。最初はユメホでの稽古。次の公演の台本を初めて貰った日でした。 初読みがロケなんて・・。すごい緊張した。!!その日は家に帰るまでを密着。電車の中の人目はもちろん思いっきりひいた。その日は緊張のためかお腹がおかしかった。でもめったに出来ない経験できて、はっぴぃ〜!!

 次の週の月曜日。お昼、ディレクターさんから電話が入る。「純粋にご飯食べに行かない?」のお誘いだった。嬉しい〜!そして夜、一緒にご飯食べに行った。ほとんど番組のお話だったけど。でも他にもいろんなお話できて楽しかった。ちょっとリフレッシュ。

でも・・・ここしばらくず〜っと何かが私の心の中にあって、だんだん重みを増してきていた。何かに焦っていて、時々自分の気持ちが見えなくなってしまったり、伝えられなくなってしまったりしていた。

次の日の火曜日、コンテンポラリーのレッスン。それにも取材が入りました。その後、家での撮影の予定でした。この日、私はとうとう爆発してしまった・・。身体の調子的にはよかったと思う。元気いっぱいにならなくちゃって、精一杯のカラ元気を見せていた。レッスンの間、集中できていない自分を感じる。カラ回ってもがいている自分がいる。いつもなら笑って済ませるのに、この時、「自分って何もできてないやん」ってもうひとりの自分がそう言っているような気がした。レッスンが終わった後、感想を聞かれたとき涙が出てきた。ここで泣いたらヤバイと思ったんだけど、涙が止まらなかった。私はこの時まだ「自分がダンスをやっていることの意義」をうまく伝えることが出来ていなかった。そしてそれ以上に、今回の『きらっといきる』は私にとってお芝居を初めて一番の大きなお話で、今まで自分が思っていることを伝えなきゃって、今もっているものを出さなきゃってずっと頭の中にありました。それなのに出来ていない自分がいて、情けなくって・・。自分の責任なんだけどね。ダンス教室を出た前の道で、私が落ち着くまで待っていただき、カメラマンさんがいろいろ心配して声をかけてくださった。(その間もカメラは回っていたけどね^^;)結局その日の家での収録は中止になった。非常に迷惑をかけてしまった。その時のディレクターさんのすごく落ち込んだ顔を今でも忘れない・・。
この日落ち込んだ私に母はこう言った。
「あなたもまだ子どもだったのね。よかった。」
どういう意味・・?

次の日。何とか元気に。私の仕事終了後の18時より家での収録。歌うたったり、家での稽古などの生活風景を撮っていかれた。また、食事風景も撮られていた。この時、母にもいくつかの質問が。緊張ゆえか、あんまりご飯の味しなかった(笑)これは母も同じだったらしい・・(笑)この後もいろいろと撮影が続いた。私の小さい時の写真などを探すため、本箱の上にあったダンボールの箱まで取っていただいた。最後の方はインタビューみたいな感じになった。だんだん頭も疲れてきて、自分の考えをうまくまとめられなくなる。そしてまだ自分の考え・気持ちがわからなくなり、自分が何を言っているのかわからなくなる。あまりにも伝わらなくて、情けなくなる。終わったのは11時近く。へとへとに・・。

そして次の日(木曜日)。ロケじゃなかったけど、ディレクターさんが我が家にいらっしゃった。今回収録中に舞台の本番がないということで、スタジオ収録の時に何かパフォーマンスをしなければならなかった。それについての打ち合わせ。なかなかいいのがなくて、選びにくかった。今までやったお芝居は掛け合い物が多いのからね、一人でやれるものとなると少ない。候補に上がったものは、昨年やった『瓶の中』。そして『瓶の中』を書いた脚本家さんが今年になって書いてくれた、『いのち』という一人芝居。(これは私を思い浮かべて書いてくださったらしい)ディレクターさんの前で両方演じてみせると、即答で『いのち』の方に決定した。う〜ん、複雑な思い。だってまだ本格的に演じてないんだもん。脚本自体も完成品ではないし。全部を理解しているわけではない。それに来週までに役作りできるかと言われれば、無理だろうなぁたぶん・・。でもとりあえず時間的には1〜2分くらいなので、演るしかない。がんばろう。

土曜日。ロケの最終日でした。ユメホの稽古。その前に次回公演予定のホール・さざんかホールを見学。家を出る前に「今日は最後の取材だぁ。今までの挽回(?)テンション高くいこう」と思い、ドリンク剤を一服。NHKさんに家までお迎えに来ていただいた。ありがたい〜。さざんかホールです、中はすっごく広かった〜。ドリンク剤のせいかテンション高く、舞台上であきさんと歌うたいまくった。気持ちよかった〜。やっぱりホールを見ると、気が引き締まりますね。演じるのが楽しみ〜。その後稽古まで時間があったので、ファミレスでお食事。食欲があまりない。胃腸の調子ちょっと悪し。そして稽古。今回場所はさざんかホールの近くにオープンする夢歩行虚構団のお店で。台本の解釈の続きと、歌の練習。やっぱり歌はいいですね。気持ちがのってくるのがわかる。伝えようとする気持ちが出る。曲の入ったカセットを借りたので、来週までにちゃんとメロディと歌詞覚えなきゃ。撮影だったので、少し読み稽古もしました。今回老女の役なのに、読んでいくとだんだん若くなる。難しい。読み込みがまだまだ足りないことを自覚。

この後NHKさんが、座長や他の劇団員に私についてインタビューしていらっしゃいました。(これはカットになっちゃったみたいだけど・・。)座長は「頑張り屋。ひとつ言って、十帰ってくる人。役者としてはこれからどうなっていくか楽しみ」と言っていただいた。ニシノぴょんは「モリタさんは私にとって頼れる、いいお姉さんです。今の所。」おいおい、その今の所って何(笑)他にもいろいろあったんだけど、でも私は自分の存在をここで認めてもらえて嬉しかった、とっても。

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