@「嗚呼、せせらぐは大河となる」卒業公演 

 とうとう終わってしまいました。劇団求Q舎での最後の公演。


24日。仕込み。ホール入りです。
キャストは結構余裕があって、午前中は自主練習。午後からは買い出し。
通し稽古&場当たりが夕方から行われました。

 今回の舞台では、舞台の後ろに約1メートルくらいのひな段が作られます。
今までの稽古の時は線で区切ってあっただけなのですが、案外高い。
実はラストシーンで私もこの段に上ります。今回のラストシーンはキャスト全員が舞台上に上がり台詞を言います。その時前には新撰組、後ろの段にその他のキャストが立ちます。今回私は敵討ち3姉妹ですので、後ろの段です。しかしカーテンコールではそこから降りなければならないのです(階段が中央に付いています)。まあ2・3段の階段くらい普通なら「大丈夫〜」と言ってのけるのですが、今回の出で立ちは着物に草履。「いけるかなぁ〜?」不安の固まりでした。その日の通し稽古では、それが気になって演技の方は。。。。言い訳です。でもやっぱり草履はツライ。それに私今回は走り込んで舞台に出るシーンが多い。こけそう!つんのめりそう!!  

この日はホールの時間ギリギリまで場当たりをしていたので、メイクを落とす時間がなくそのまま帰る羽目に。まあちょっと化粧濃いかなってかんじくらいですけど、なぜかそういうときに限って駅で幼なじみに会った。。。

 そして25日。まず場当たりそしてゲネプロが行われました。今回何といってもきれいだったのは雪のシーン。私は出てないんだけどね(笑)。雪、みんなで作りましたよ〜、白い紙を三角に切って。連日キャスト・スタッフみんなで夜な夜な切りました。初めて間近で紙吹雪が落ちるのを見ましたが、本当にきれい。まあ後のシーンが大変でしたが。。。

 この公演では卒業公演と言うこともあってカーテンコール終了後、稽古風景をスライドにしたものを流すという計画がありました。私たちキャストは本番それを見られないので、ゲネプロ後に見せてもらいました。このスライド実は私がほとんど撮ったの。そのためぶれも多い&私が一番写っていない(当たり前だけど)。でも私は稽古中のほんの一こまがとれていると自負している(笑)。真剣な眼差し、フッとした笑顔。そういうものが撮りたかった。写されているスライド一枚ずつを見ていると、なんかウルウルきちゃいました。

 しーかし!その後、腹の立つことが一つ起こった。マッチョ、私に物申す。「かずよなぁ、芝居の途中に泣いてんねんけど素やねん。かずよやねん。」がーん!!っていうか本番前にそんなこと言うなって!!もっと前に言ってくれって!「素になっている」。私の一番言われたくない言葉です。なんで本番前にこんなにブルーになっているのか。落ち込んでいると、後輩が「そんなことないですよ〜」と励してくれる。さあ、気持ちを入れ替えて本番だぁ〜。でも私生まれて初めて自分の手がふるえているのを感じた。ひゃ〜!自分でもびっくりです。

 この1回目の公演では、何と3年ぶりに母が私の芝居を観に来た。あるシーンでふと前を見ると、一番前の席に母は座っていた。目が合ってしまった。。。それでさえプラネットホールは舞台から客席がよく見えるのです。まあ〜そんなところに座っていてくれたら、余計よく見えるわ。そしてちょっと視線を右へずらしてみると、私が次に出る舞台の脚本家さんがいらした。クラッとしてしまいました。

 ってなかんじでラストシーン&カーテンコール。
今回随一の失敗をおかす。
カーテンコールで階段を下りたとき、なんか飛ぶのが見えた。あれっなんか蹴ってる。あれっもしかして草履。。。。そうです自分の草履を蹴飛ばしてしまった。だって義足の足の方だもん。しょうがないと思いません?でも草履が舞台から落ちなくてよかった。まだ拾える。怪我の功名と言ったところでしょうか。お辞儀をしたすきに草履を持ち、そのまま草履を手に持って去りました。

ああ、かっこわるかった・・・。


これがラストシーン・群唱です。ちょっと暗い・・・
でもかっこいいでしょう?

[No'2へ続く]