@「嗚呼、せせらぐは大河となる」卒業公演 NO'2 


さて今日は2公演。午前中場当たり。
本日1公演目ではなんかおかしいくらい落ち着いていました。妹役の高島ちゃんにも「今回すごく冷静ですね」と言われる。 集中していないのかなぁ。。。
出番の途中ちょっとあいた時間があるので「精神集中してくる」と言って舞台の裏っ側に行きました。 その日は非常に寒く、大阪でも雪が降っていました。そこで台詞をブツブツと。でもあまりにも寒くてすぐに楽屋に帰りました(^^;)
でも後々この回を見た人に聞くと「内に秘めた感じが伝わって良かった」などと言われ、私はまた訳が分からなくなってしまいました・・・。

あともう一つお楽しみをお話ししておきます。
私は半分しか出てないのですが(笑)、前半に私たち3姉妹が働く茶店のシーンがありました。そこに近藤・土方両名が来て、私の妹役二人とお話ししていきます。そこに出てくる餅と饅頭をこの日は本物にしようと前々から計画していました。ちょうどその日あるキャストが饅頭を持ってきました。餅の方はOBの人に買い出しに行ってもらい、私自腹を切りまして(笑)草餅と桜餅を二つずつ用意しました。1回目の公演が草餅。2回目の公演は桜餅。本番、私、舞台袖でウキウキしながら見ていました。でも二人とも食べてくれないのです。まあ近藤さんはしゃべりまくりなので無理でしょうが、土方君もお茶とお椀ばかりを持って芝居して いました。あとで土方君に「何で食べてくれないの〜」と言うと「のどが詰まるので、食べられない」と言われました。やっぱり〜。悲しい。。変なことに一生懸命になってしまうのです、私たち。結局その餅と饅頭は茶店3人組の胃袋に収まりました。
 

 前日、カーテンコールで草履を蹴飛ばしてしまったので、今日は絶対に草履が脱げないようにしようと考え、輪ゴムを使い草履と義足を固定しました。これは花子ちゃんのアイデア。おかげでこの日は全然大丈夫!!走ってもOKよ〜って感じです。さすが私と4年間一緒につきあってきた友達は違います。えらいです。ありがとう!!

 2回目。とうとう最後の公演です。まず始まる前に栄養ドリンク飲みました。今回はOBの豪さんからなんと一本¥3000もするユンケルが差し入れで入っていました。これをみんなで分けて飲もうと計画していたのです!!でもまずい。。。かなりまずい。。。

 楽屋にOBの岡橋さんがいらっしゃった。1回目の公演を観ていらっしゃったそうです。私、恐ろしくて感想は聞けず、出来るだけそばに寄らないように(笑)していました。そうすると岡橋先輩ふと「カツヨ、声出るようになったなぁ。滑舌もよくなったし。成長したと思うよ」ひぇ〜!!岡橋先輩からそんな言葉を言ってもらえるなんて嬉しいです!!岡橋先輩と言えば1・2回生の時さんざんお世話になりました。特に初舞台では一緒の舞台を踏ませていただいて、いろいろ教えていただきました。すごくお芝居の上手な方です。そして私にとっては怖い存在だった。。。

本番前にキャストみんなと握手する。あ〜なんかもう泣きそう。。

 今回のお芝居の見せ場の一つに近藤・土方の別れシーンがありました。これが結構泣かせるんです。そういったシチュエーションが作られているのです。見てしまったら泣いてしまうと思っていたので、私今までは出来るだけ見ないようにしていました。でも最後は見ようと思って袖で見ていました。やっぱりやってくれたね。近藤役の板場氏は最後に土方と抱擁。おいおい、泣いちゃうって。袖で見ていたキャストのほとんどがウルウルきていました。
 ラストの群唱の前のシーンでは永倉役のLEEくんが最後のセリフ「我々が時代の礎となったこと、忘れないで欲しい」で号泣。そして群唱。
 上の段に立っている私は本当に客席全部が見渡せるんです。それに照明・音響ブースもよく見えて、照明・音響の子が見守ってくれていました。なぜかその時に私の頭の中には2年前の舞台「風を継ぐ者」の事が蘇ってきてしまいました。そしてこの公演の稽古の時のことが次々と頭の中に流れてきました。そして「ああ、お芝居やって本当によかったなぁ、求Q舎にはいってよかったなぁ」ってしみじみ感じました。

 カーテンコール。昨日、そして今日1回目は結構ノリのいい曲が流れていました。ラストもそうだろうなと思うと、違いました。曲がしっとりとしたピアノの曲になっているのです。音響の差し金です(笑)。顔を上げたとき、OB生の岡橋先輩が涙を浮かべているのが見えました。涙が私の頬を伝ってきました。
そして公演は幕を閉じました。

さーてお待ちかね(笑)卒業公演恒例イベントです。毎年卒業公演終了後、ホールの外で卒業生を祝ってくれるのです。まず花束贈呈。現役生から卒業生一人ずつに花をいただきました。このお芝居結構俳句ネタが多かったためか、卒業生1人ひとりに俳句を作ってくれました(短歌の人もいたけどね)。私へは
『春過ぎて、香り残りしカツオ節』
どうもこれを考えたのは板場氏らしく、「カツヨさんが卒業しても、カツヨさんが残したものはここに残っていますよっていう意味です」と教えてくれました。もう粋でしょ!!やられた〜って感じです。涙が溢れて止まらなかった。私って本当に幸せ者だなぁって心底感じました。OB生からもメッセージとお花をいただきました。そして卒業生から一言。そして胴上げ。リー君の歌熱唱。雪も降るような寒い日だったのに、このイベントに1時間半も費やしました(笑)。

 終了後、卒業生は後輩一人ずつに「ありがとう」というメッセージを伝えるためあいさつしてまわりました。もうこの時は泣きまくりました。しがちゃんは「かつよさん〜楽しかったです。ありがとう」と言ってくれ、二人で抱きあって泣きまくりました。結構卒業生みんな泣いているような状態で、みんながこの公演に関してどれだけがんばったかが、この涙に現れているように感じました。OB生の豪さんは私に「お前演劇続けろや。続けた方がいいぞ。」って言ってくれました。すごく嬉しかった。うん、辞めないよ。まだがんばってみようと思う。まだ頑張れる。やっぱり私お芝居好きだもん。



 以下に書いたのはみんなに言ったメッセージです。

「求Q舎のみんな、こんな私と4年間同じ時を過ごしてくれてありがとう。求Q舎が大好きです。 ここにいられて私は本当に幸せでした。 そしてこれからもよろしくね!」